SANKO
HIDDEN TALENT
SANKO
HIDDEN TALENT
T.A
大阪営業部
私は中途採用で三興商事に入社しました。コロナ渦により前職が大きな打撃を受けましたが、そのタイミングで自分自身の働く環境を見直そうという機会を得ることができました。前職は非常に忙しく就業時間や休日もバラバラだったことや、対個人顧客ではなく企業に対しての営業職や新しい業界でのチャレンジにも興味があったことなど、さまざまな条件を考えて転職先を絞っていきました。特に子供が生まれたこともあり、就業時間や土・日の休日といったワークライフバランスが取れる環境を意識して転職相談をしていた時に出会ったのが三興商事でした。
幅広い商材を扱っていることでいろいろな経験ができそうであったこと、忙しいイメージのある商社ですが基本的には土日がしっかり休みであること、自分で裁量を持てる営業職なのでペースを考えながら時間を組んでいける、すなはち働き方をコントロールできるという部分に魅力を感じました。そして、中途入社で全くの畑違いの業界ではあったものの、同じように他業種から転職して活躍している人材が多いことも入社を後押しする励みになりました。
入社時早々、トラブルを抱えている案件を引き継ぎました。先方には「また担当が変わるのか」といきなり怒られることになりましたが、怒られた状態は底なのでそこから上がっていけばいいという意味では気楽でした。とにかく心がけたことは、こまめな対応で信頼を培っていったことです。
商社の人間として販売先(工場)と仕入先(メーカー)との間に入って話をまとめていくのですが、なかなか折り合いがつかないことがトラブルの原因でした。双方どちらにも言い分があったため、そこをうまく取りまとめて落とし所を見つけていくことに難しさを感じました。前職ではお客様と直接のやり取りだったので現職のような“間”という立場を経験するのが初めてでしたが、仕事が変われども結局は人対人が要です。各々の言いたいことを噛み砕いて、それぞれの言い分を理解した上で納得してもらう着地点を考えて話を進めていくことに尽力しました。その点においては商品知識等は関係ない部分なので、前職でクレーム対応に従事していたスキルを活かすことができたなと感じています。
とにかく工場にもメーカーにも数多く足を運び、お互いの意見を自分の中でひとつにまとめて理解してもらうことに全力を尽くすことでうまく案件が進みだし、自分の存在価値を証明することができたと思っています。
三興商事は福利厚生もよく、実績に応じて給料という結果もついてくる、社員想いの働きやすい環境だと思います。よりスムーズに業務が行えるよう、社内で勉強会を行うなどの新しい動きもあります。しかし、いちばん大切なのは個人で知識を身につける勉強意欲だと思います。専門商社で働く身として、お客様やメーカーの“言っている意味が分からない”は通用しないので、会話で出た分からない用語はその場でメモを取って後から聞く・調べることは継続して取り組んでいます。
会社が目指す100年企業を迎える時には、自分は50代半ばを迎えています。その時に、他の社員にとって影響を与えられ、求心力のある存在になりたいと考えています。私の直属の上司である課長はまさにそんな存在であり、いつも追いつき追い越せで努力しているつもりですし、どんどん昇進してほしいとも思うので業務もしっかりサポートしたいなと考えています。社員同士が仲間であり、ライバルである。そんな環境だからこそ、仕事が楽しいのかなと思います。
この会社ではメリハリをつけることが可能で、休日は存分に家族時間をつくることができています。この写真は家族で富士山付近に旅行へ行った時の写真ですが、まとまった休みがしっかり取れる分、いろんな場所に思い出づくりができています。リフレッシュして気持ちを切り替え、仕事への活力に繋げています。休日もアクティブに行動することにより仕事も前向きに行動できています。「どちらか一方」ではなく、「どちらも」と欲張りが叶う環境は非常にうれしく思います。この良い循環を大切にし、公私ともに充実した生活を送っていきます。